カラクリサイクル

『輝かしい青春』なんて失かった人の雑記

言及

JASRACなど85の著作権団体で構成された『Culture First』が、 パソコンやHDDレコーダーなど音楽や映像の複製に使える製品から、 幅広く私的複製補償金を上乗せして徴収できる仕組みを作るべきだと 国に提言したそうです。

上記リンク先のソース元: 私的複製補償金で著作権団体が提言 NHKニュース


このニュース、以前に見かけた時から気にはなっていたのですが、 この Culture Firstの主張、正直アホかと思います。

っていうかこの主張、要約すると、

  1. Readable or Writeable物理 or ネットワーク なストレージ等の提供者から
  2. 無条件に金をむしり取りたいのでそういう制度作ってください
  3. 俺たち、お金がなくなっちゃったんです

っていう話ですよねぇ。アホか。

特に物理 / ネットワーク問わず、

  • ストレージという製品

から補償金とれるようにしてください、って言ってるってコトは、

  1. スマートフォンやスマートプレイヤー(iPhoneとかiPod Touchとか)
  2. USBメモリ、SDカード、果てはPS Vitaの専用記録メディアとか
  3. あとオンラインストレージ(Dropbox)やレンタルサーバ、VPS
  4. 等々

というあたりの、モノ、サービスの形を問わずから、上納金というか、 ショバ代というか、上前取らせろ! って言ってるのと等しいですよね。正直アホですか? 馬鹿なの、死ぬの? それってすべてのストレージにストレージ専用の税金かけますと言ってるのと同じじゃねーか! お前らクラウドホスティングでストレージ代いくらかかると思ってるんだよ!  VPSとかのストレージはまだ良いとして、Amazon EC2のEBSとかS3とかそんな安かないんだよ! 従量課金のネットワークデータストアの青天井さナメてるんじゃねーよクソが!


取り乱しました


いやね、これもし主張が通ったら、

  1. iPhoneやiPod Touchに補償金課されるわ
  2. iPadとかSurface Proとかにも補償金課されるわ
  3. Dropboxみたいなサービスを国内で提供する際にも補償金課されるわ
  4. 国内でサーバ借りる際にも補償金かされるわ

っていう感じになりますよね。普通に考えて。

で、僕が気になるのは、ネットワーク系、 特にオンラインドキュメントストレージとか、 あるいはレンタルサーバ系までに補償金払えって言われるとなると、 金額にもよりますけど、どう考えてもWeb系スタートアップ作るのに、 重大な障害になりますよね。ぶっちゃけ顧客一人いくらとか、 あるいはストレージの容量につきいくらとかになったら、 金のないベンチャーとかスタートアップ企業に対して、 ストレージの補償金が重くのしかかるワケですよ。

例えば、今現在(2013-11-16現在)のAmazon S3のTokyoリージョンのストレージ単価は、

  • 1GBあたり$0.10 ≒ 10円前後

ぐらいなワケでこれに対して補償金とか言われたら、 ストレージコスト倍になるぐらいの勢い付きそうだし、 ぶっちゃけ、ストレージのコストが、 Web系企業の経営を圧迫する事態になる訳じゃないですか。

特にデータセンターを運営しているホスティング業者とかそうですが、 彼らはデータストアとして、大量のHDDやSSDを使ってるワケで、 それに対し1GBに対しいくら補償金払え、みたいなのは、 どう考えても民業圧迫じゃねーか。 お前ら日本のWeb業界に対して焼き畑農業するんじゃねーよ。

っていかただでさえ日本での著作物の利用は不自由なのに(フェアユースが無いとか)、その上ストレージに対して上前払え! とか、 もうね、タイトルのリンク先の記事にあるように、

何がCulture Firstだ、Cash Firstじゃないか。

と僕も思います。

いや本当、 日本で販売するすべてのストレージに補償金徴収させてくだしあ! とか、マジで何考えてるんだか。正気なんですかね? この著作権者団体。